20210609

ブログ

トレーニングの効果

こんにちは。

お久しぶりのブログです。

 

今年に入り捻挫などのケガで通常レッスンが出来なくなった生徒が数名いて

2階のSecondで個別トレーニングを理学療法士のマネージャーに

してもらっています。

夏のコンクール参加組は弱点克服でこちらもトレーニングをしています!!

rpt

やはりレッスンでは補えない部分が強くなりますね。

小学校高学年になると

トレーニングをすることで自分が使えてなかった身体の部分があることに

驚いたようですが、自覚することで

お家でのトレーニングもしっかりと頑張っているようです。

私もポワントワークが強くなりたい子にレッスン前にトレーニングをしていますが

2人とも本当に一生懸命です。

ホームワークをきちんとしてくるので1週間後はグンと良くなっています。

ようやく子ども達自身もトレーニングの必要性や重要性を理解できるようになったのか

こちらが想像するよりもどんどん身体能力が上がっていることがあります。

でもそこに共通してあるのは

「本人がやりたい!と望んでいること」

があります。

そのタイミングはその子その子で違うので

私もタイミングをみて子ども達に声をかけています。

中には「トレーニング教えてください!」と積極的に

申し出る子もいます!

私たちも業務の合間をぬってトレーニング時間を作っているのですが

そんな子ども達をみていると時間を作ってよかったな、と思います。

た、だ、し、

やることやらずに・・・であれば容赦なくトレーニングは

中止します(笑)

その時間を他の子に使ってあげたいからです。

 

先日、海外のバレリーナが

「自分は師に教えを乞うている」という意識は常に持っていて欲しい。

と話されていました。

先生!先生!!と崇めて欲しいわけではありませんよ(笑)

そういう謙虚な気持ちが態度に表れまっすぐに上達していくのだと思います。

多くの先生が自分の生徒は可愛くて当たり前です。

生徒が上達するならば・・・。

と自分の時間を削って生徒達のために動きます。

当たり前じゃありません。

わたしは生徒たちに形のないものを伝え、バレエを通して

様々な体験、経験をさせているつもりです。

今は子ども達に理解できなくても

子ども達が成長した時、指導者になった時によく分かると思います。

私の下で育った子は将来、愛を持って指導ができる

あたたかい指導者になって欲しいと思っています。